ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギーなどのヨーロッパ、ドバイやドーハなどの中東、そしてアフリカ。海外転勤でこうした地域にご家族で帯同して駐在・赴任するご家庭にとって、中学生のお子さまの高校受験や高校進学は大きな悩みの一つです。
「現地の日本人学校は中学部まで」「日本に帰すべきか、このまま海外で学ばせるべきか」。この記事では、こうしたご家庭に向けて、ロンドン近郊にある寮のある日本の高校、帝京ロンドン学園で学ぶという選択肢をご案内します。

高校段階での選択肢
ヨーロッパや中東、アフリカの日本人学校の多くは、小学部と中学部までです。そのため、高校段階では次のような選択を迫られることが多くなります。
| 選択肢 | 特徴 |
|---|---|
| 現地の学校・インターナショナルスクール | ご家族と暮らしながら通える。英語や現地の言語で学び、卒業時の統一試験の成績が大学進学の資格になる |
| 子どもだけ日本に帰る | 日本の高校に通う。親族の家や寮で暮らし、サポート体制を整える必要がある |
| 寮のある日本人高校(在外教育施設) | 海外で学び続けながら、日本の高校と同等の卒業資格を取れる |
寮のある日本人高校という考え方
「15歳で家族と離れて暮らすのは、まだ早いのでは」と感じる方も多いと思います。ただ、子どもだけ日本に帰る場合も、家族と離れて暮らすことに変わりはありません。寮のある日本人高校、いわば日本人のためのボーディングスクールなら、日本語で相談できる教員や同じ境遇の仲間がいる環境で、海外での経験を生かしながら学び続けられます。ご家族がいる国から比較的近い場所であれば、長期休暇の帰省もしやすくなります。

帝京ロンドン学園の場合
帝京ロンドン学園は、1989年にイギリス・ロンドン近郊に設立された、文部科学省認定の在外教育施設です。イギリス以外のヨーロッパの国に住むご家庭の生徒も、寮生として学んでいます。ここ数年でも、パリやローマやアブダビから生徒が入学しています。
ヒースロー空港から車で約20分
学園は、ロンドンの玄関口であるヒースロー空港から車で約20分の場所にあります。ヒースロー空港には、デュッセルドルフ、ミュンヘン、フランクフルト、アムステルダム、ブリュッセルなどヨーロッパの主な都市のほか、ドバイ、アブダビ、ドーハなどの中東や、ヨハネスブルグ、ナイロビなどのアフリカの都市からも直行便があります。長期休暇の帰省や、保護者の方の来校にも便利な立地です。
安心して暮らせる寮生活
- 寮はすべて個室で、食事は食堂で3食用意しています
- 敷地内はセキュリティースタッフと防犯カメラにより、24時間安全が守られています
- 体調を崩したときは、養護教諭が対応し、必要に応じて病院にも付き添います
- 学園内は24時間Wi-Fiが使えるため、離れて暮らすご家族とも気軽に連絡を取れます
- 金曜日の夜にはスーパーマーケットへのバスがあり、日用品を買いそろえられます
年に3回の長期休暇はご家族のもとへ
年に3回の長期休暇は基本的に閉寮となり、生徒はご家族のもとへ帰省します。帰省の際、15歳の生徒にはヒースロー空港まで大人が同行します。帰省せずにイギリスでホームステイをするご家庭もあります。
日本の高校卒業資格とIBディプロマを目指せる
授業は日本語が中心で、イギリスでの生活が長い日本人の教員とともに学びます。日本の高校と同等の卒業資格を取りながら、グローバルスタディーズコースでは、選考を経て1年生の1月からIBディプロマプログラムを選択できます。主な科目を日本語で学ぶ日本語DPのため、日本の大学にも海外の大学にも道が開けます。サッカーに打ち込みたい生徒には、イングランド人コーチの指導を英語で受けるサッカーコースもあります。
海外での経験を、イギリスでさらに広げる
「せっかく海外で身につけた語学力や国際感覚を、このまま日本に帰って手放してしまってよいのだろうか」。こう感じているご家庭も多いのではないでしょうか。帝京ロンドン学園では、今暮らしている国での経験を土台に、イギリスでの暮らしや、ヨーロッパ6か国を訪れる研修旅行、現地校との交流、ホームステイ、職場体験を通して、その経験をさらに広げられます。
様々な背景を持つ仲間と学べる
学園には、イギリスに駐在する家庭の生徒、ヨーロッパや中東に住む家庭の生徒、日本から留学してきた生徒など、様々な背景を持つ仲間がいます。それぞれの国での経験を共有しながら学ぶ日々が、お互いの視野を広げています。
現地の学校やインターナショナルスクールからも、日本の学年につなげられる
現地の学校やインターナショナルスクールで学んできた生徒も、日本の教育課程で学ぶ学園に編入することで、日本の学年とのずれを埋め、日本の教科の学びにつなげられます。学園の学年は日本と同じ4月始まりで、前期・後期の2学期制です。卒業後に日本の大学へ進学するときも、入学時期がずれる心配はありません。編入をご希望の場合は、今の学校のカリキュラムが学園のカリキュラムと合うかを確認するため、事前にご相談ください。
入試は海外からオンラインで
保護者の方が海外にお住まいの場合は、英国(海外)入試をオンラインで受験できます。受験のために渡英する必要はありません。毎年4月と9月には転編入も受け入れています。入試日程は入試日程・募集要項のページをご覧ください。
学生ビザの申請も学園がサポート
イギリスで学ぶには、学生ビザが必要です。合格後は、ビザの申請に必要な書類を学園が発行し、申請をサポートします。今暮らしている国からの手続きについても、お気軽にご相談ください。

よくある質問
Q. 長期休暇以外にも、家族のもとへ帰れますか?
過去に週末で帰国した生徒はおります。
Q. 保護者が学園を訪ねることはできますか?
可能です。生徒と保護者が週末にロンドン市内で過ごすこともできます。
Q. 空港までの送迎はありますか?
学園が提携しているタクシー会社をアレンジします。15歳以下の生徒は寮の担当が同行します。
Q. 駐在先の国が変わったり、日本に帰任したりした場合はどうなりますか?
寮生として学んでいるため、ご家族の駐在先が変わっても、そのまま学園で学び続けられます。ご家族が日本に帰任された後も、寮生として卒業まで学び続ける生徒がほとんどです。帰国して日本の高校に転校する場合にも、帝京大学グループの高校や公立高校などへの転校実績があります。
Q. 英語が得意でなくても入学できますか?
授業は日本語が中心なので、入学時点で英語が得意でなくても、入学後に英語力を伸ばしていくことができます。現地の学校やインターナショナルスクールで学んできた生徒は、その経験をさらに生かせます。

まずはご相談ください
駐在先の国やお子さまの学年によって、入学の時期や入試の方法は異なります。海外からはオンライン個別相談もご利用いただけます。ロンドンにお越しの際には、学園訪問も受け付けています。
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