高校 2、3 年生の研修旅行は、6 月9日(月)~13 日(金)にドイツ・ベルリンを主な訪問地とし、歴史と文化に触 れる5日間の行程で実施しました。初日はガトウィック空港からブランデンブルク国際空港へ移動後、市内をバスで回り、日本語ガイドによるウォーキングツアーに参加しました。ベルリンの壁の跡地や現存する壁を実際に目にし、生徒たちは歴史の重みを肌で感じている様子でした。

2日目:
ザクセンハウゼン強制収容所跡地を訪れ、ナチス時代に起こったホロコーストについて学びました。午後はクルー ズでベルリン市内を水上から眺め、リラックスした時間を過ごしました。
3日目:
ポツダムのサンスーシ宮殿を見学し、その荘厳で精巧な建築に見入っていました。夕食後はテレビ塔に上り、 夜景と共に旧東ドイツの歴史にも触れました。
4日目:
冷戦時代に使用されることを想定していた防空壕を見学し、戦争と緊張の歴史を学びました。写真撮影が禁止されていたこともあり、生徒たちは見たものや聞いたことを記憶として刻み込んでいる様子でした。その後、トロピカルアイラン ドで思い切り体を動かし、互いに交流を深めました。また、川沿いのミューレン通りに 1,316m に渡って続く、現存する最長 のベルリンの壁に施されたアートを見学しながら、夕食後ホテルに帰りました。
最終日:
ストリートアートのワークショップに参加し、個々が創作に集中する姿が印象的でした。完成品はそれぞれの個性 あふれるものとなり、お互いに作品を褒め合う姿もみられました。
