高校2年生は美術史を学んでいます。
最大15分の座学をおこなったあと鑑賞カードを使ってショートプレゼンをおこないます。
毎回、カードゲーム方式でショートプレゼンをおこない、きちんと授業内容が身についているかの確認をおこないます。本日は今学期最後の授業なので、好きなカードを4枚選びショートプレゼンをおこないました。

芸術家の名前や作品名についての説明だけはありません。
時代名は?与えた影響は?特徴は?などのこちらからの質問にサクサク答える生徒たち。
作品の解釈や印象は、人それぞれ。
堅苦しさは一切なく、雑学ネタを披露するかのように楽しく進んでいきます。
ラ・プリマベーラのショートプレゼンでは描かれている草花や人物、オレンジの樹の象徴について解説をしていました。

ロココ時代&ポンパドール婦人について説明したあと、「ポンパドールというカラーもあります」と授業では教えていなかったプレゼンもありました。

描く・つくる、だけでなく「観る」。
鑑賞という授業では、「観て、知り、学ぶ」の蓄積を経て、生徒達の感性や美意識がレイヤーのように形成していくことを目標としています。